灯り談義2
「証明計画」をキーワードに検索をかけてみるものの、正解の手掛かりがみつからない。
どころか、嫌なワードが引っかかる。
「ダイニング ダウンライト 失敗」
失敗なのかよ!
思い返してみれば、うちの実家のリビングは中央にメインのシーリングライトと四隅のダウンライトの二刀流だった。失敗とは言わないけど映画観るとき専用だった、ダウンライト。
メインにするのはあかんのんかな……?
ダウンライトは旦那氏の希望なので、できれば残したい。
ん、だけど〜〜!
行き詰まった。
頭を抱えて旦那氏に相談すると、相変わらず丁寧に話を聞いてくれた。
「うちの実家のダイニングは間接照明メインだったな。ナンナもあんまり明るいの好きじゃないんじゃない?」
そういえばそうだった。
「メインの灯りというより、壁にいくつかある感じがいいんじゃないかな」
な、なるほど〜!
それはわたしの辞書になかった考え!
ふと、“ヒュッゲ”という言葉が頭をよぎった。
なんだっけ、と思ったら北欧の、居心地の良さの概念のような考え方のこと。
そうして、置灯、の考え方に戻る。
結論として、
・中央のダウンライトは少し距離を置いて残す
・廊下側に一つ、ソファ側に二つ、壁に照明をつける
・ダイニングテーブルの上のシーリングライトはとりあえず無しに
・廊下側の照明は、腰下くらいの高さで上下に灯りの届く器具
という形に。
一人で考えなくていいって、ありがたいな……。